2010年4月15日木曜日

『お遊戯』と『リトミック』って何が違うの?

幼稚園や保育園で行われている「お遊戯」。
子どもたちが楽しそうに音楽にあわせて動いている姿をみると
「リトミック」と同じように見えますね。

  お遊戯は

 ①先生が考えた振りつけを覚える

 ②覚えた振りを音楽に合わせる

 ③繰り返し練習し、間違いのないように踊る


  リトミックは

 ①音楽を聴き、そのリズムやニュアンスを感じ取る

 ②音楽に合った表現を自由に考える

 ③考えた通り即自的に表現する



リトミックは、「子どもの自由な表現」という自主性を大切にしています。
音楽を聴いて、どう感じたか。それをどのように表現したいか。

お遊戯は、決められた音楽を何回も練習し、みんなの動作が揃ったら完成です。


リトミックのレッスンで使う音楽は、即興演奏です。
いつ、どこで、どうするのか、決められていません。
音楽が途中で止まったり、揺れてみたり、アクセントがなったり、はらはらドキドキですね。それによって、集中力、即時的な反応力、を養うことができます。


まず、音楽を聴いてみること。子どもたちは、そこで考えます。想像します。自分の思ったように動いてみます。
音楽と動作が一緒になった時、身体が喜んでいるな、楽しいな、音楽って素晴らしいな、感じる心を大切にしているのがリトミックです。

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