2010年5月1日土曜日

金子みすゞ   わたしと小鳥とすずと




金子みすずさんの詩。


 『わたしと小鳥とすずと』

 

みんな違うことを受け入れられる社会になりますように。
違いを受け入れ、認め合うやさしさは、自分の中にある
自分以外を受け入れることができないということを、
捨てる勇気が必要ですね。

そんな優しさや勇気は、
音楽で養われることもあるけれど、やっぱり人と人のふれあい
の中から築かれていくものだと思う。


ひとりとして同じ子どもたちはいないのです。



あるお母さまから。

 「先生、うちの子電車ばっかり興味を持っているんです。
  朝から晩まで電車のおもちゃで遊んで、
  外に出れば、電車を見に行くって。
  これでいいのでしょうか?」


そうですよね。
毎日同じおもちゃで遊んで、お母さまもぐったりしてしまいますよね。
ぼーっと走っている電車ばかりを見ていると、
もっと違うことも見てほしいって思うし。




また違うお母さまから。


 「先生!うちの子天才なんです!
  電車が大好きで、踏切の形すべて違うってわかったんですよ!
  これはおもしろいって思って、本を買ってわたしも
  見てみたらすっかり「鉄」の人になっちゃいました!」


子どもがどきどきわくわくすることに、お母さまもいっしょになって
どきどきわくわくしてお話をすること。



楽しいねえ。

楽しいね。

  
 人と人が響きあう楽しさから、思いやりって生まれると思います。



 みんなちがってみんないい。


そんな社会になってほしいなあ。

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