2011年1月17日月曜日

子育てにイライラしてもいいじゃない

お母さん方とお話させていただくと、

 子どもにイライラをぶつけてしまって、
 悪かったなって反省しているんです。

と、まるで懺悔部屋のようなお言葉をよく聞きます。


 反省するのは、子どもと向き合っているからで、
 もっともっと子どものために、いいお母さんでいたいっていう、想いからですよね。


 反省するお母さんは、
 今日よりも明日必ずいいお母さんになっているわけです。


 そこで「いいお母さん」ってなんだろうって考えてみたんです。


 いつも穏やかで、怒ったりなんかしない、子どもといっしょにずっと遊んであげて、ご飯も丁寧に作って・・・

 とわたしの勝手な「いいお母さん」像をあげてみました。


 これがいけないのかな。


こうあるべきっていう姿を作ってしまうと、
そうじゃない姿に落胆してしまう。


 穏やかじゃないし、
 いっつも怒っているし、
 ご飯はお味噌汁で精一杯、
 おまけに、今疲れているから、なんて
 遊んであげることなんてできない。



だからね、

 
 イライラしているって思ったら、

 「わたしイライラしている」と認めてみる。


 イライラはだめなことだって思わない。


毎日子育て張りきっている証拠だって、
額にイライラ勲章シールでも自分で貼っていい。


 自分の思うとおりに物事が進まないから、
 イライラしちゃう。

 
そこでね、相手(子ども)の気持ちを考えてみる。


 どうしたかったのかな。

 どうしてこういうことをするのかな。

 子どもの目線で物事を見てみること。


リトミックのレッスンに、
モンテッソーリ教育を取り入れています。


 子どもの前に、お母さんが変わります。



いっしょにお話してみましょうか?

2011年1月10日月曜日

子どもにある程度のストレスは必要

ストレスってとっても悪いことで、やっかいで、イライラする原因ですね。

でも、ある程度のストレスって子どもには必要だと思います。


我慢もせず、辛い思いもしなければ、味わう事の出来ないことってありますよね。

マラソンだってそうでしょう。苦しいけれど我慢して走ったからこそ、その後にやってくる快感。

リトミックのレッスンでは、あまりそういう経験はないのですが、例えばピアノの発表。

練習して練習してだからこそ弾けた達成感。

これも、練習は子どもにとってストレスだったと思います。



怪我をさせないように、病気をしないように、お腹をすかせないように、どんな親でも思うこと。


でも、あまりにも過保護にストレスを除いてしまっては、
我慢が出来ない子、だけではなく、喜びや感動の知らない子、になってしまいます。



お母さんも毎日ストレスいっぱい。
子どももいっしょ。
どっちもどっちでいきましょ。

2011年1月7日金曜日

春の七草でリトミック~ことばのリズム~

今日は一月七日。七草粥を食べる風習がありますね。

お正月のリトミックレッスンで、
この春の七草もことばのリズムとしてレッスンします。


 セリ

 なずな

 ごぎょう

 はこべら

 ほとけのざ

 すずな

 すずしろ



声に出して言うと、なんともいえない日本語のリズム感が
素敵ですね。

日本の伝統や風習はやはり受け継いでいきたいと思っています。


秋の七草も知っている子もいますよ。

知っていますか?



 川田 智子 (十二支もリトミックレッスンで触れますよ♪)

2011年1月4日火曜日

リトミックのレッスンはお母さん同士のつながりの場

音楽は人と人がつながります。

子どもたちがまず音楽を通して、おともだちとふれあい、ぶつかり、悩み、笑い、心を広げます。

それを見ているお母さま方も、自然とつながるのでしょう。


 
リトミックをしていてうれしい出来事はたくさんありますが、
そのひとつにこんなこと。




 Rちゃんのお母さんから一枚の写真をもらいました。

 遠くにお引越しした女の子といっしょに、
 Rちゃんも笑っている写真です。

 夏に遊びに行ったそうです。

  
教室を離れても、お母さま同士はずっとつながっていてくれるなんて。

うれしいうれしい!



そんなお母さま方のつながりを子どもたちもきっと、
喜んでいるでしょう。



そんなほっこりするやさしい出来事。


今年もいっぱいあふれるますように。




 川田 智子 (人は人と出会って成長するんですね)

2011年1月1日土曜日

音楽で人と人のつながりを

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


何年ぶりでしょうか。紅白歌合戦を見ました。
「歌でつなごう」がテーマでしたね。


教室のお母様方から、

 ・リトミックをしている我が子を見ていると幸せです。

 ・なんかわからないけれど、リトミックの教室にくると
 大丈夫っていう感じがします。

 ・どのお母さんもやさしくてどのお母さんも我が子だけではなく、他のクラスの子にもやさしくて。
 うれしいです。



そんな声をたくさんいただいています。

それはきっと「音楽の持っている不思議な力」ですね、と
お答えさせていただいています。

音楽はつながります。

子どもたちがまず音楽に身を委ねて、おともだちとつながることができます。

それを見ているお母様方も、自然と輪になるのでしょう。


お母様方にお願いしてます。
教室の中では変な気づかいはいりません。


子どもたちがしていること、すべて意味があります。
それを丸ごと受けとめる場にしていきましょうね、と。




お母さんの笑顔がお子さまへの一番のプレゼントです。

今年はどれだけお母さんの笑顔を残してあげれるかしら。


そんなお手伝いを今年もさせていただけたら、
こんなにうれしいことはありません。