2011年2月15日火曜日

1歳児リトミックレッスン~ピアノセッション~

お母さんのお膝の上に座ります。
おててを広げて(パーにして)お母さんにかなずちトントンしてもらいました。

最初にお母さんにやってもらいます。

トントンという振動を通して、目で見て、音を聴いて、
音楽の心地よわがわかります。

「交代」の合図(いつ合図がなるかわかりません)で、
お母さんと交代します。


男の子がピアノの鍵盤の上で同じことをしました。

グーでトントン。

女の子もピアノの鍵盤の上で同じことをしました。

グーでトントン。
音楽はずっと流れます。

 ピタっと音楽を止めてみました。

 女の子のグーの手も止まります。

また流れます。

女の子も奏でます。


 ピタっと止まると、「いっしょ」がうれしい。

そのたびに、目と目が合います。そしてニヤっと笑って。


大きな音でピアノを弾いてみました。

女の子もグーの手をしっかりと握り、鍵盤をトントンします。


ゆっくりと息をそろえるように曲を終えました。

女の子もグーの手を鍵盤から離しました。



 その間。言葉はありません。


わたしと女の子の間に、
大きな声で笑う楽しさではない楽しさのプレゼント。


リトミックのレッスンのひとこまより。



 川田 智子 (聴く力が基本ね)

2011年2月14日月曜日

リトミックと出会って変わりました

リトミックをすると幸せになれる。

リトミック研究センター指導者養成校に入り、
リトミックのことを学びました。
リトミックを知れば知るほど、心が喜んでいました。


今ふと、理由を考えてみました。

認めてくれたから。

こうしないといけない、という社会の中で
あなたはそれが素晴らしい、と
認めてくれたのです。

人とちょっと違うことを考えたりすることが、
だめなこと。いけないこと。おかしなこと。
とても窮屈でした。


リトミックの先生方、
さらにリトミックをいっしょに学んだ先生方が、
それを個性として認めてくれて、
さらに、わたしの心の中までわかってくれたのです。


その喜びを知っているから
子どもたちにも
その喜びを知ってもらいたい。


そして、
リトミックで幸せになってほしい。
すべての子を認めてあげたい。

そんな思いです。


 川田 智子 (子どもが大好きだから)

2011年2月2日水曜日

子育てサークルなどでの音楽遊び

お母さんとお子さまの集まりなどで、ちょっと音楽遊びや、リズム遊びをしてみたい。
だけど、どうしたらいいんだろう。

CDの音楽をかけて歌って踊るだけでもいいけれど、
もっと楽しい時間にしたい。


こんなのはいかが?


 ■バスに乗って出発しよう!

  子どもをお母さんの膝の上に座らせます。
  曲は『バスバスはしる』でもなんでもいいです。
  歌ってもいいですし、CDでもかまいません。

 「でこぼこ道!」

  お母さんのお膝が上下に動きます。

  
 「急カーブ!」
 
  大きく右、左にゆれます。

  
 「さかみちくだるよー!」

  お母さんのお膝をつたって下におります。


 「あらあら、穴に落ちちゃった!」

  子どもは膝の上から落ちちゃいます。ドスン。


 「遊園地につきました(どこでもいいのですが)」


 ■お母さんに抱っこされてゆらゆらいい気持ち。

  わらべうたでもいいですね。
  お母さんもいっしょに歌える歌がいいかもしれません。


そのほかに、手作り楽器を作って演奏してみるのもいいでしょう。
ペットボトルに好きなものを入れてください。
みんな違うものだといろんな音を楽しめますね。

自分の手で音を出す楽しみも経験してみましょう。


ペットボトルをたたいてみたり、
口のところにふーふーと息をかけて、笛のようにしてもおもしろいです。


 音楽は音楽のためにあるのではなく、人が幸せだな~とか、平和だよね~、と感じとるためにあるのです。
 そのためには、お母さんもいっしょに音楽しましょう。
 いっしょに笑って、いっしょに動いて、いっしょに歌いましょう。

それで、親子の絆、そして、みんなの絆につながってくれたらいいですね。



 川田 智子 (お母さんの心臓の音、お母さんのぬくもり、お母さんの声にぎゅっと抱っこされながら聴いている子どもの表情が大好きです。)