ゆき
雪やこんこ あられやこんこ
降っては降っては ずんずん積もる
山も野原も わたぼうしかぶり
枯木残らず 花が咲く
自然の情景のみの描写の歌詞に感じられます。
きっといろいろな意味があるのでしょうが、それだけで今まで歌い継がれてきたのではないでしょうか。
さあ、手をとりあって頑張ろう!
のような啓発的な言葉が最近多いような気がします。
何かの本に書いてあったのですが、ユーミンの『中央フリーウェイ』の歌詞。
右に見える競馬場
左はビール工場
そこにある情景の歌詞だなあ、と。右に競馬場があって左にビール工場がある。
それだけで、何か伝わってきます。
http://www.youtube.com/watch?v=f5PkhPxXIS4
(リンク貼れたかしら)
『私たちは、曲がった木をわざわざまっすぐに直して使おうとします。思い通りにしたいという欲があるからです。その欲をすてて、自然のまま生かすこと。これが、自然栽培の考え方です。』
奇跡を起こす 見えないものを見る力 木村秋則さん
大人は、今の社会の状況を考えて、子どもに対してやさしさや思いやりで、
こうした方がいい、これをやっておいた方がいい、しまいには、こうするべきだ、と助言をします。
でもね、今の子どもたちが大きくなるころは、今の大人の社会ではない。時間はどんどん過ぎていっています。
子どもは、などとわたしが言うのもおかしいのですが、その時に必要なことを自分で感じ取り動いているように見えるのです。
だからといって、野放しではいけないですよね。
それなら何をしたらいいのか。大人は何をしたらいいのか。
正直、わからないです。だから、とことん子どもたちを見ていきたいと思っています。
ゆきやこんこ と情景をただ、ゆきがふってくる、ことに感謝すること。
となりにビール工場がある、という今を見ること。
子どもに対して、あなたがやり残したような欲をぶつけないこと。
自戒をこめて。
川田 智子(今年も子どもたちと過ごせることに感謝。)
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