2012年9月18日火曜日

誰かが素晴らしいことをした時、すぐに拍手しなさい

「相手の目を見て話なさい」

「他人の意見や考えを尊重しなさい」

・・・

など、リトミック研究センター会長の17カ条がメモに残っています。

その中の、
「誰かが素晴らしいことをした時、すぐに拍手しなさい。」

があります。

表現という言葉は、とても広い範囲で使われています。

 自分の意見を言いなさい。

など、こちらに関しては、
お母さまの心配が多いひとつではないでしょうか。

リトミックレッスンの中で、
みんなの前で何かをするようなことがあります。

例えば、ひとりひとりでのおへんじもそうですね。

恥ずかしくて、出来ない子、
緊張のあまり泣いてしまう子、
照れ隠しでしょうか(笑)走って逃げちゃう子、

この姿は、この子の表現です。

なにも、悲しむことはないと思うのです。

 ちゃんとしなさい!

の「ちゃんと」の意味は子どもたちはわかりません。
それに、
おへんじをきちんとすることが「ちゃんと」だと、
私自身は考えていません。


 今、世の中は表現者で溢れています。
 音楽で表現する人、絵画で表現する人、
 文字で表現する人・・・。

でも、それを聴く人が少ない。

空回りのようですね。


表現、というのは、
相手の表現に耳を傾けることが出来てから、
自分の表現を自分の好きな形で、
伝えたいと思う気持ちから、
溢れてくるものだとも、思っています。


リトミックのレッスンで、
口うるさいおばあさんのように言ってしまうことは、


「拍手!」です。


おともだちが、おへんじをしました。

「拍手!」です。


自分の表現(おへんじ)が終わったから、
もういい、

ふらっと教室の中を歩きます。

歩くのはいいのですが、
拍手!をしなさい。


人の気持ちがわかるやさしい子へ、


それは、
耳を傾ける、ことから育っていく、

それも、
幼児期に必要なことだと思っています。







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