2012年12月26日水曜日

幼稚園にも保育時間内にリトミックがあるので~(りとみっくひろばより)

年内のリトミックレッスンも終わりました。
今月号の、りとみっくひろば、をお渡し出来なかったので、ちょっと紹介しますね。

Q・リトミック研究センターの教室STEP2に通っている子どもの母親です。
 この4月から幼稚園に入学し、その幼稚園にも保育時間内にリトミックがあるので、
 3月でレッスンを終了しようと考えているのですが・・・

A・最近は、園内どこでもリトミックを行っている幼稚園や保育園が増えてきていて、
 私たちリトミック研究センターの活動目的である
  「いつでも、どこでも、だれでも、リトミックができる環境づくり」が
 定着してきていることは、とても喜ばしいことです。そして、質問者様が考えてしまうのも当然のことと思います。
  しかし、ちょっと立ち止まって考えてみましょう。
 同じ「リトミック」でも、次のように比較してみると、「リトミック」の根底にある理念「人間教育」は
 変わりませんが、大人数の幼稚園で行うものと、少人数で行うものとには、その環境に大きな違いがあります。


 幼稚園・保育園

   ・毎日通っている園で、いつも一緒に遊ぶ多くの仲間と活動できるが、そのため、学ぶための緊張感に欠ける。

 リトミック教室

   ・週に1回、教室に出向いての活動のため、特別な緊張感が生まれる。

 幼稚園・保育園

   ・保護者の手助けが無いので、自分で考え、行動しようとする力が、早期に芽生える。

 リトミック教室

   ・保護者の見守りのもと、安心して自分の力を発揮できる半面、自立心の芽生えが抑制されやすい。

 幼稚園・保育園

   ・「園」という広い環境の中で、自分の存在を発揮しようとする力が伸びる代わりに、一人ひとりの個性が埋没してしまうきらいがある。

 リトミック教室

   ・「教室」という限られた環境の中で、一人ひとりの能力を、時間をかけて伸ばしていくことができる。


 まだまだ、細かい違いはたくさんあると思いますが、大きくは、以上のような事になるでしょう。
リトミック教室でのリトミックと幼稚園や保育園でのリトミックとは、その目的や役割を異にして臨んでおり、無駄な重複ではなく、かえって相乗効果を高めてくことができるのです。
 幼稚園や保育園で多くの仲間たちと小さな社会を作り、広くしっかりとした人間形成の土台を築き上げながら、一方、リトミック教室では、その土台の上に、子どもたち個々の能力をバランス良く構築していく、とお考えいただきたいと思います。


 リトミック研究センター「りとみっくのひろば」より抜粋
 







2012年12月19日水曜日

小学生クラスの感想~すまいるリトミック発表会

発表会後のレッスンで、原稿用紙ではなく、横書き便せんを一枚渡しました。
どんな気持ちだったのか、言葉に書いて教えてね、ただ、ひとつ。

「がんばった」「がんばる」

の言葉は、使わないこと。


 「わたしがまっている時、(早く自分の出
番が来ないかな~)と思いました。
出番が来た時、ちょっとはずかしかったです。
けれど、もうちょっと、出たかったです。
リズムアンサンブルの時、さいしょは、きち
んと出きていたけれど、さいごらへんは、3さ
いじにつられて、ちょっとへんになってしまいました。
風船の時、さいしょは、前ばかりだったけれ
ど、どんどんよこや後ろも、出きてうれしかったで
す。
ステップ2は、みんなのりのりでかわいかった
です。」

 「本番の時、きそリズムがせいこう
してよかった。竹のおしゃべりも上手に
終えられてうれしかった。はく手もたくさん
もらえてうれしかった。」

 「とてもたのしかったです。またらい年も出た
いです。今まででいちばん、きんちょうし
ませんでした。ピアノは、どても、きんちょう
しました。じょうねつたいりくは、とてもたいへ
んでした。いっさいの子とかは、とてもかわ
いかったです。5さいの○○○ちゃんは、
クラッカーをならしたのでびっくりしました。」




 「けんばんハーモニカーをソロをひく
まえ、むねがドキドキしました。ほかの子
も、じょうずにできていたと思います。
たけをまえで一人でたたいたときに、楽しい
と思いました。ステップ5の子がやっていた、
リボンはおもしろそうだなと思いました。
もっと、たけをたたきたかったです。ふうせん
も、じょうずにできたのでよかったです。
ぜんぶじょうぶにできたのでよかった
です。」


 みんなありがとう。
これが楽しかった、ということをしっかりと持ってくれたこと、うれしいです。
もっとうれしいのはね、あのクラスのここ、あの子のこれ、と、自分以外の
ことに目を向けてくれていたこと。
 自分だけよりも、みんなを見た方が、楽しいもんね。

リトミックの感想を、絵に書いてもらったこともあります。このように言葉にしてもらった
時もあります。

表現する、というのは、技法のようなものが違うだけで、根は同じです。

人の気持ちを聴くこと。
何かを伝えたいと思うこと。

それには、感動経験をすること。

感動経験は、気づく心があれば道を歩いていても、ご飯を食べていても感動します。

気づく心、聴く耳があれば、
普段の生活が楽しくなります。やさしくなります。

やさしい気持ちたくさんの言葉、
ありがとう。






2012年12月14日金曜日

お母さま方から~すまいるリトミック発表会


 発表会を終え、さらに今後が楽しみになりました♪
これからもよろしくお願いいたします。

 いつものように(それ以上に)はりきって楽しんでしてました。
他のクラスの子どもたちの様子も見れて楽しかったです!
ありがとうございました。

 いつも発表会の後はじんわりするのですが、今年はこれまでで一番感動しました。○○は最近あがり症なので、いるもの姿を見せられるかどうかと思っていましたが、しっかりできて、最後の曲は○くんと手をつないでできて、とっても嬉しかったです。
全体を通して、子どもの力を信じることの大切さを感じました。毎年来てくれる祖母も、この発表会は毎回感動をもらえると言っていました。各クラスの魅力を最大限に引き出してくださる先生と、生き生きとした子どもたちの姿を見て、本当に川田先生との出会いは財産だなあとしみじみ思いました。本当にありがとうございました。

 行く前は緊張していましたが始まってしまえば、いつも通り楽しい時間でした♪お父さんとお兄ちゃんが見てくれているのが嬉しかったようです。リトミックたのしかったねー♪と何度も言っていました。ありがとうございました!




 ありがとうございました。いつも自分の子育てに自信もなく、余裕もなく怒っては後悔の繰り返しですが、リトミックと出会って、先生と出会って、少し怒る回数が減っているといいなと思います。
これからもよろしくお願いします。

 楽しい時間をありがとうございました。「めっちゃ緊張した。終わってホッとしたぁ。楽しかった~」この3つの言葉が子どもの口から飛びだしてきました。毎年リトミックの発表会では、子どもたちの楽しいなぁという気持ちが伝わってきます。ありがとうございました。

 ありがとうございました。相当楽しかったようです。客席に戻ってきた第一声が「楽しかった」とニコニコでした。途中ふざけて(いつものことですが)穴があったら入りたい気分でしたが、一生懸命な発表でよかったかなと思えます。それもこれも、全てを受け入れて下さる先生のおかげです。ありがとうございます。また、レッスンがあるのを、楽しみにしています。これからもどうぞよろしくお願いします。

 昨日は本当に楽しく、思い出深い一日になりました。ありがとうございました。○○も大変な刺激を受けたようでした。楽しかった分、終わってしまって寂しいですが、また来年の発表会が今から楽しみです。
各ステップごとの成長の大きさに驚きつつ、それは毎回のレッスンの積み重ねなんだなあ、と、益々一回ずつのレッスンの貴重さが理解できました。これからもよろしくお願い致します!

 昨日はあれから大興奮。夜中の11時までリトミックごっこをしてました。まま、ごめんね。○ちゃんの宝物、ままのつくってくれたアンパンマンのいすっていうてたけど、変わってもうたわ。このバッチ。(発表会のプレゼント)
 リトミックにいきだしてから、街に聞える音楽や音に敏感になりました。部屋で遊んでいるときも、音楽をわたしにリクエストするようになりました。わたしは本当に○○を「尊敬」するようになりました。そうなったら、自然に怒ることがへりました。そうしたら、わたしも笑顔が増えました。
先生、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

 各ステップ、それぞれのカラーがあって、見ていて面白かったです。今年は、本格的に異年齢の子どもたちのコラボがありましたが、各ステップの発表と違って、会場全体が一つになってる感じがしてよかったです。異年齢のコラボでは、あの人数が舞台に上がっても、演奏だったので、そう思わなかったのですが、ステップ2の発表は、あの人数で動き回るには狭いかなと思いました。身体の大きな大人も一緒だったので、余計でしょうか。

 楽しい一日をありがとうございました。お姉ちゃんたちのクラスの舞台を見ながらわかるところは口ずさんでみたり、ステップ2のコたちのやるのを見て懐かしがってみたり、満喫していました。いただいたピンバッジもさっそく幼稚園のバックにつけて登園しています。

 発表会ありがとうございました。あんなに多くの方の前でピアノを弾かせて貰い、皆さんに聴いて頂けると言う事、感謝しています。そして、ステップアップした子ども達。お母さんから離れ、こんな事ができるようになったんだと、ひとりひとりの成長を感じさせられました。小学生のリトミックは流石だなと思いました。最後の演奏は集大成で、感動しました。みんなその子なりの表現力で、どの子も輝いていました。子どもの力は凄い。つくづく感じさせられる発表会でした。






 発表会ありがとうございましたーーー!感動と感謝と。私の中での少しの反省を残して、今年の発表会も風のようにびゅーと吹き去っていったように感じています。STEP1,2はいつみても涙腺をツンツン刺激されますね。そして3のお友だちはわあーしっかりまとまってるう。5のお友だちはひとりですごい!小学生のお姉ちゃんたちにいたってはもう私には絶対出来ない!素晴らしい!拍手!なにはともあれ、そして全部が終わって席に戻ると皆でよくやったと誉めてくれました!みんな笑顔の帰り道。ああそれだけで良かったです。続けてきて良かったです。先生感謝です!

  川田先生
 発表会おつかれさまでした。そしてありがとうございました。発表会の日の夜、○○が言いました。「川田先生とおともだちキラキラしていたね。」
 涙があふれました。「○○もキラキラしていたよ」とだきしめると、すーっとねました。娘の成長が私の心の成長になります。








2012年12月13日木曜日

youtubeで。すまいるリトミック発表会2012




さて、すまいるリトミック発表会8-4

8-3のつづきです。
(何番なのかわからなくなってきました。)

おともだちの意見を聴く、
自分の意見を伝える、
まとめる。

おや。

いつものレッスンと違います。話合っているではありませんか!

「Ⅰは、こうする?」

「それは、Ⅳと似てるかなあ。」

「じゃあこうしようか?」

「やってみようよ!」


 ヤッテミヨウヨ!ですって!

素晴らしい!!

小さな雪のおうちに、ろうそくをともします。

曲は、少なくても、ふたつの動きを入れてほしいと思い、
作りました。
ひとりひとつの動きでもよかったかもしれませんね。

この部分の曲は、
最初は、




次は、この曲。







「きょうというひ」の絵本にどう?
合わない!合わない!

女の子がセーターを編む様子を、この曲に合わせて動いてみることも考えたのですが。
合わない!合わない!

おもしろかったね。あっち転がり、こっち転がり楽しいレッスンは続きます。



「発表会で早くやりたいなあ~」


よかったよかった!


拍手!











2012年12月12日水曜日

さて、すまいるリトミック発表会8-3

、小学生クラス






紐がついた風船が、空へ舞い上がりそれから急に落ちてくる。
また、すべるように落ちてくる。風はきまぐれに吹いてきて、舞いあがるかもしれない。
地面についたと思ったら、また、舞い上がる。

音楽の旋律の線の動きには、一本ではない。特に、このような曲になると、
様々な楽器を含んだ音楽の深さや重さなどが出てきます。

旋律の動く方向を聴きとって、表現することはかなり高度な動きになります。

おまけに、自由な動きで。

 
 動きが、体の上と下。それか、前か後ろ。手の動きだけ。動いているところは、どこか。
なんだ、肩しか動かしていなかった、と気づく。足は?動いているか?と問えば、
前に進む。膝は?、動きは前だけ?斜めはどこ?

その動き、曲にあっていますか?体と心が気持ちがいいですか?

みんなと違う動きでも、まとまっていますか?まわりを見ていますか?

息はしていますか?どこで息をしていますか?吸っていますか?

最後は、この風船はどこにいくのですか?

 「上にいきたい。」

上に行った様子が伝わらない。どうしたらいいのですか?


目。目だよ。目!


 「きゃ~~~!おもしろぉ~い!」


当日は、にっこにこの笑顔での表現。


拍手!!ぱちぱち!


つづきは、ⅠⅣⅤⅠにあった動きをみんなで考えました。





さて、すまいるリトミック発表会8-2

小学生クラス。

 オープニングのことはこちら。

 2拍子の基礎リズムはこちら。


3拍子の指揮つきカノン。

手拍子(4分音符で)しながら、カノンでリズムステップ、
だけでは、どうも物足りない様子なので、3拍子の指揮をしながら、カノンでリズムステップをしました。

聴こえてくる音楽を、1小節遅れでリズムステップをします。
それを12小節。

このカノンは、今までリトミックを経験した積み重ねなのでしょう。
レッスンでも、「出来なくて困った」というおともだちはいませんでした。

当日も堂々としていました。

いつも間違っていたのは、わたくしのピアノです。恥ずかしい。
曲を作ってみたのですが、かっこつけすぎて弾けない。先生に教えていただいて完成しました。

よかったよかった。


拍手!

次は、リズムフレーズとニュアンスのことを。





2012年12月11日火曜日

さて、すまいるリトミック発表会8

小学生クラスです。

オープニングの様子はこちらに。


リトミック研究センターの基礎リズムは、ダルクローズの言う、統合のリズムでできています。
その統合することを理解すること。

リズムの統合ってなに?は、
去年STEP4、STEP5クラスでレッスンをした内容をブログに書いたはず。。

ありました!
消しゴムひとつが、八分音符で「統合」して作っています。

小学生のリトミックでは、今度は、分割のリズムをすること、
人間ひとりが、八分音符になり、4人でリズムを作ります。

レッスンは、もちろん基礎リズムは完璧。

複リズム、足でのステップは、ター(四分音符)手のクラップは基礎リズム。
交代ですぐに、手がター、足が基礎リズム。

4人の息が、ぴったりあわないと揃わないですし、おまけに覚えていないと止まってしまう。
今のリズムだけではなく、次のリズムの事を考えて動かないといけない。

発表会の前のレッスンの日まで、この「分割」のリズムは、もたもたリズムで終わっていました。
ここまでできたできた、よしよし!で、迎えた発表会。

  
   できた!!拍手!ぱちぱち!!


ニュアンス表現、みんなで考えた表現は、また次に。







カノンってなあに?リトミック発表会7

自分の気持ちと心の動きは、身体の動きにつながります。

心がふわふわしている時は、ふわふわな歩き方になります。
悩んでいる時は、元気に歩けません。

お腹が痛い時に、胸をはってはつらつと歩くことは出来ないでしょう。

STEP5の女の子は、ふわふわ心踊るような子です。

たいこでのカノン。

カノンは、ごめんなさい。間に合いませんでした。
分散カノンまでは、理解出来たのですが、力不足です。

自由な動きが得意なので、その様子を、
新体操リボンで表現してもらいました。

ひとりで舞台の上で、決められた動きではないことをする!


すばらしい!拍手!

STEP5と小学生の合同・リトミック発表会6

オープニングはSTEP5と小学生の合同での発表。

 子どもたちの様子。過去のブログ。
 音が出せなかった様子です。
 音で会話する

 脳科学者茂木健一郎さんのツイートから
 会話を音楽と考えると、楽しくなる


STEP5のお母さまから、
ひとりではなくおともだちとリトミックをさせたい、という要望もあって、
レッスンも合同でしてきました。

音を出すこと、目を見ること、会話をすることが、
苦手なこの子たち。それは、人を見るやさしさがあるからなんですね。

でも、それだけでは、相手に伝わりにくい。

音が出せたと思ったら、動きが止まる。
動いたら、音がバラバラになる。

どうしようか?どうしたらいい?

 悩む子どもたち。この時も、会話はありません。

どうしたい?(抽象的な質問です)

 もっと悩む子どもたち。

この繰り返しを、一か月以上続けたでしょうか。


考えた、という経験が出来た、ということで、
形をこちらから提案しました。

 大きな丸から、小さな丸になった方がいい?

 それとも、
 小さな丸から、大きな丸になった方がいい?


ふたつを選ぶことは、出来ます。

 「こっちがいい。」

今度は、音楽の終わりが、見ていてわかりません。


 また、考えます。動きます。考えます。動きます。


を繰り返して、あの形になりました。


拍手。拍手。はじまりはじまり!





2012年12月10日月曜日

やったね、すまいるリトミック発表会5-2

すまいるリトミック発表会5の続き。5年2組にまいります。


これは、私の個人的な感想ですので、どうぞおかまいなく。

そのつもり、そのつもり、で森の中をステップした子どもたち。

 (ステップしているじゃないですか!感動!)

どうしてもこれもエゴですが、お友達に触ってほしかったんです。
ということで、フレーズ感から、静かな湖畔の森の陰から(反対)~、
お友達の肩をフレーズで交代します。


森の中では、どうぶつたちがこの森の空き地をどうしようかと話合う会議が
開かれています。

 この言葉はいいですね~。口癖になりました。


   「いいねえ、それ。」


動物たちは考えます。高いものを作りたい、温泉を作りたい、

そのたびに、「いいねえ、それ」と森の動物たちが声をあわせてくれます。


  海にしたいんだって?どうする?


  「いいねえ、それ!」子どもたち。


海はね、この子たちは、ヒラメかカレイのように泳ぐんです。
人間ではありません。魚です。
  
    いいねえ、それ。


ここで、いつもだったら、2拍子のステップを入れるところを、
またすっかり忘れていまっていました。

    いいねえ、それ。

来年度から、リトミック研究センター新しい指導案に変わります。
詳しいことはのちほどご説明するとして、(いいねえ、それ)
その中に、ダンスがありました。それが、気がついたのが、先週。(いいねえ、それ)

やってみたいなあ。でも、ピアノの音ではどうもしっくりこない。
わたくしの先生のレッスンの時に教えてもらいました。(いいねえ、それ)

出来あがった音源で、先週のレッスン。
さあやってみよう!

 ふたりぐみだよ。

 ・・・・・

 ふたり・・・・。


(いいねえ、それ)


昭和初期のお見合いをしている男女、って言えばいいかしら。
もどかしくて、ほのぼのしていて、じれったくて、つっこみたいけれど、
そっとしておきたくて、でも、なんだか、くすぐったくて。

そんな時間が、わたしは大好きなんです。


昨日の舞台の上では、昭和初期の男女の姿から、
紳士と淑女です。


 どうですか!もう一度、大きな拍手を!!ぱちぱち!



やったね、すまいるリトミック発表会5

STEP4。

長くなりそうです。よろしいでしょうか。笑。

まず、自己紹介から。(勝手なわたしの妄想です)

 女の子。自分の世界をしっかりと持っている。でも、それをさらけだすことはしない。
 なぜって?それは、あなたにそれを説明する必要がないから。
 でも、おともだちへのやさしさは人一倍持っている。だれかが泣いていたら、ほっておけない。
 でも、今、わたしがすることなのか。それとも、そうではないのか。
 考えていないようで、しっかりと考えるいるの。それが、やさしさだと思うわ。

 男の子。ぼくはね、みんなとおなじ、の意味がわからないんだよ。なんで、そんなに急いでいる   の?みんな、音を聴いているの?ぼくはね、ぼくの世界で音を聴いているんだ。お母さんだけが、 わかってくれているんだよ。お母さん好きなんだ。大好きなんだ。

 男の子。え?ぼくのこと?ぼくね、みんなが楽しければいいかなあ、って思っているんだ。ぼくが何 をしたいかって?そりゃー、したいことはいっぱいあるよ。戦いごっことか、そういうのもしてみたい けど。でも、おともだちが、やりたいって言ったら、やろうかなあ、って思う感じ。え?自分の意見  がなさすぎるって?そんなことないよ。ぼくの気持ちは、ぼくだけが知っているんだ。誰にもわかっ てもらえなくてもいいんだけどね。

 男の子。どうして、みんなそういう動きをするの?ぼくはね、音のひとつひとつをじっくり聴いて楽し んだ方が楽しいと思うんだ。じっとなんかしていられないよ。だって、明日は明日だけど、今日は  今日じゃないか。楽しいことはするよ。でも、楽しくないなあ、と思ったことはしないんだ。
 あ、でもね。みんなが、楽しくないなあ、っていう顔をしている時は、ぼく悲しい。いっしょにやろう  よ、って思う。


そして、お母さま方のご紹介。(これも、わたしの妄想です。)

 ひなたぼっこしながら、昼寝している気分ですよ、先生。
 出来たことがうれしくてうれしくて。みんなもだんだんまとまってきてうれしいです。
 いやあ、いいと思います。ああ、なにって、いいと思いますよ。本人楽しそうだし。
 はらはらするんですけど、これも、今のこの子の姿かなあって思って。楽しんでいます。


STEP4だから、2拍子のリズムステップ。音階の基礎。複リズム。カノン。あります。もっとたくさん。
それはそれで、必ずやります。でも、求めません。この子たちが、この子たちなりに、なにかを感じて、いつか動く時がきます。それは、必ずきます。
 でも、嫌がることは、あまりしたくはありません。これは、先生としてどうか、と思いますが、どうかしていていい先生がいても、いいかな、と思って(開き直って)、この子たちと接しています。

一度、その大きな棒のようなものを外すと、見えてきます。ひとりひとりの、やさしさ。見えないのは、自分の満足、教えてやった、という、一番苦手な、上から目線で子どもといっしょにいるからだと、この子たちに教えてもらいました。


 絵本「そのつもり」


森の中。そよそよとかぜがふいています。この森の名前は?

 そのつもり。

そのつもり、そのつもり、そのつもり、リズムステップ。

だめだ、涙が出てきた。

一旦、ここで公開ボタン押します。








わっくわくの、すまいるリトミック発表会4

STEP3クラス。

残念。ひとりお熱が出て欠席でした。
もう、よくなったかなあ。

ねえ、せんせ?○○ちゃんは?」いつものおともだちがいない事にすぐに気がついた3歳児。うれしい。法事でお休みなの。「ホウジ?ホウジかあ」

2人は、都合が悪くてお休みでした。

伊丹教室でのこと。

ぼくも赤がいい。ぼくも赤がいい。(最近、こういうのでとっくみあいの喧嘩ってしないよなあ。)ぼくも赤!ぼくが赤!(まだ言っているなあ。)「先生?決まらなかったらリトミックやらない?」やるよ。待っているよ。「いいよ。ぼくこれで。」その後。曲が終わる3小節前ぐらいで。

赤を通した男の子が、そっとその子の前に、赤を置いた。


塚口教室でのこと。
ブログ
自分で考えて自分で決める。


という感じだったのですが、当日発表会では、

「ぼくは、ピンク」「わたしは、これ」「ぼくは、これ」・・

すんなりと決まりました。

ルフランちゃんは、うみべのまちからやまの方へと行くところです。

ター(四分音符)ティ(八分音符)ターァン(二分音符)
音楽を聞きとって、音符カードを首に下げ、そのリズムで歩きます。


STEP3からは、お母さんは舞台の上にはいません。
子どもたちだけのリトミック。ドキドキしたでしょうねえ。

今度は、こんな道があったよ。ひとりづつ歩いてみましょう。

一本道に、でこぼこ道。

普段のレッスンでもドキドキなのに、ひとりで歩かないといけません。

赤いお家まで、その子のリズムで歩くことができました。


まっくらやみに落ちていく~~!

塚口教室では、子どもたちが大きなスカーフの中に隠れ、
伊丹教室では、なぜか、わたしが落ちることに。

発表会では、また新しい形を表現してくれていました。すごいねえ。

ドーナツがいっぱい!

いつもは、普通のドーナツ(?)の形だけでしたが、フレーズを感じて動き、リタルダンド。
あまりきれいにまとまりすぎるとおもしろくないので、意地悪先生は、
小さいドーナツも食べました。


笑って、笑っていることがおかしくて、また笑って、おともだちも笑っているから、
また笑っちゃって、笑いがとまらなくなっている子どもたちの様子。

キラキラ輝いていました。

拍手!ぱちぱち!

=追記=

おやまのてっぺんについた!

 「やっほー」 やっほー

 「やっほっほっほー」 やっほっほっほー
高い山だねえ。あれ?あっちに大きな山が見える!

ひとりずつ、お山にむかって、やっほー!言ってみよう!
こんなのレッスンでしていないよ、先生。。のみんなの顔。

それでも、やっほー! そして、会場からも、やっほー!

やほっほー 「やほっほー!」


会場の、大きな山のみなさま。ありがとうございました。






そして、すまいるリトミック発表会3

STEP2クラス。

塚口教室と伊丹教室の合同での発表会。
もちろん、舞台の上ではじめて顔を合わせてリトミックです。

リトミックなら、はじめての人とでも、すぐ仲良くなれる。音楽があるから共感できる。
子どもたちがいるからやさしい時間になる。

そう信じて、そうなりました。(笑)

わらべうたの言葉は、日本人ですので、わたしたちの動きに一番ぴったりします。
あんたがたどこさ、は、まりつきをしながらよく歌いました。
変拍子の繰り返しを難しいとは思わないのは、歌といっしょだからでしょうか。

向かい合って、「さ」のところでの動きを変える。

子どもたちは、意味はわからなくても、
お母さま方の動きにあわせて、楽しんでいました。

 はっぴいさんのおおきないし!

りすがいたよ。

 「どんぐりをたべにいくの!」子どもたちの声。

そうか、どんぐりを食べにいくんだ!
このりすさんたち、どんぐりをみつけるのが得意で、
歩きながら、「どんぐり!」また歩いて「どんぐり!」。

りすになりきれる、ということは、何かになれるということ。
困っている人の立場にたてること、嫌いだなあ、と思う人に出会っても、
その人の立場にたって考えられること。

そして、どんぐりというおいしい出会いをみつけることが出来るようになるでしょう。


かたつむりがいたよ!かたつむりは大きい?小さい?

 「おおきいよ!!」

おおきいのねええ!!すごい!おおきいかたつむりもいるかもしれない。
図鑑に書かれている、かたつむりは、何センチ、色はこの色、名前はこれ、
という知識教育の前に必要なことは、このような情操教育です。

 「いや、ちいさいよ!」

ちいさいんだ。どれくらい?

 「こーれくらい!」

(それ、大きいような気もするけれど。笑)

頭の中で考えたイメージを、今度は動いてみます。
いろんなかたつむりがいていい、ということは、こういうことですね。

はとがいたよ!

 「はとは、ハートだ!」

ハトハハート。ハトハハート。ハトハハート!!すごい!


はっぴいさんはあらわれませんでした。でも、ぼくのとなりにあの子がいました。
わたしのとなりにあの子がいました。


お母さんと色とフレーズにあわせて、はっぴいさんにお祈りしましょう。

お母さんと目と目で音楽にあわせて呼吸をあわせます。
大好きなお母さんと同じでうれしい。息がぴったりあってうれしい。
音楽って楽しい。あわせると楽しい。

願いがたくさんのお星さまを、今度はみんなでひとつにして、
お空に飛ばしました。
 掛け布団カバーの中ですが。。。。


最後はみんなでダンス♪

歌詞も動きもだいぶ間違ったような気がしますが、
楽しかったので、おわります。


拍手!!ぱちぱち!


-追記-

お手伝いしていただいた先生。
 「あの、、この、カケフトンカバー、っていうのは、なんですか?」

実はですね。この掛け布団カバー。

スカーフの上では、オーナメントの星がゆらゆら揺らすと落ちてしまう。
ひとつにまとめるには、上にカバーがあった方がいい。

そうだ!掛け布団カバーだ!ということになったわけです。







まとまらないまま、すまいるリトミック発表会-2

各クラスごとに、
発表会の前、その時、その後、で、綴っていきます。

アナクルーシス(準備)
クルーシス(行為)
メタクルーシス(帰着)

音楽の構成をより深く知るために、このような動きをリトミックでは経験します。

それでは、
STEP1から。

STEP1は、お母さんのリトミックと言われています。
お母さんが音楽を感じて、リズムを感じて、動きます。
まねっこ大好きなこの時期は、お母さんの真似をして音楽の幅広い世界を知ることになるんですね。

それと大好きなお母さんがここにいる、という安心感が、
自立へと促します。


「ルフランちゃんは、トンネルをみつけました!」

長いトンネルを用意して、くぐってみる予定だったのですが。
気がついたら、ルフランちゃんたちは、大きなブランコに乗っていました....。
ごめんなさい。

王冠のピンは、
嫌がったりしないように、1レッスンは、わたしだけがつけていました。

 「先生かわいい~~!」

お母さま方のすばらしい演技力!

わたしもかわいい王冠をつけたい!
先生みたいな王冠をつけたい!

かわいいルフランちゃんに変身出来ました♪
(お母さま方も)

王様ひとりひとりに王冠をつける。
 レッスンの時は、ひとりの王様に3つ4つの王冠がつらなったり、
はげ頭のおうさまがいたり。
そのたびに、この子たちの発想の豊かさに大笑いしていました。

おめめ、おくち、おはな~
お母さんのおひざの上でゆらゆら揺れながら。

でも、舞台の上では、何かが見えていたのかなあ。
なにかって、幽霊とかおばけとかではないのですが。

なんだったのかなあ。


かわいいかわいいSTEP1。
拍手!ぱちぱち。


まとまらないけれど、すまいるリトミック発表会の後ー1

たくさんの方の愛のお力をいただきまして、
すまいるリトミック発表会を終えることができました。
ありがとうございました。ありがとうございました。

ひとり、ひとつの、ことを取り上げれば、さつまいも堀のように、ずるずるさつまいもが土の中から出てきます。そして、今は、さつまいものひとつの季節が終わっただけです。
まだ、次の、さつまいもへ、栄養分を残し大きく育っていきます。

反省点が多いのは、発表会に限らず、普段のリトミックのレッスンも同じです。
毎回、「こうすればよかった」「ここをもっとこういう角度から投げかければよかった」
その毎日です。

それを少なくするためには、子どもの立場にたって、何度も何度も自分の修正を繰り返すしか、
方法はないのだと、最近感じています。

何度かにわけて、思いつくまま(たまには考えて書いたらいいのですが)
言葉にしてみたいと思います。

瞬間の想いの昨日のtwitterから。







発表会終わりました。発表会という日は、あらためて感謝する日なんだなって。ここにいること。子どもたちがいること。保護者のみなさまに支えられていること。曲ひとつに、たくさんの先生方から教えていただけたこと。会場さんも、ビデオ屋さんも、荒井良二さんも、本屋さんも、そしてみきちゃん先生。

受付の方に、写真をとってくれたお父さまに、たくさんの人!道路があって、車があって、冬は寒くて。リトミックは、いろいろ気づかせてくれる教育。あらためて。ありがとうございました。子どもたちがね、何度も言ってくれるの。ありがとう先生って。ありがとうありがとう。こちらこそ、ありがとう。

映画だよ。認定教室のリトミックは、まだまだ続く映画のお話の途中。ひとりひとりの子のお話がある。巻き戻しは、すぐに出来る。すぐ過去のあの子のあの時に戻れる。

あの子その子この子の、あの時を知っているから、お話を楽しめる。そうか、ここを楽しむために、あの時があったのかってね。笑ったあとに涙まで出てくる。それもねえ、お母さまといっしょに涙流せるんだよ。ああ、ああ、ああ、って。ことばに~できなぁ~いぃ~。う~う~う~うう~ううう~♪







うわあ。。やっぱりそうだったかあ。気がつかなくてごめんなさい!夜にひとりひとりの顔を振り返っていたんだけど。ひとりだけ、どうしても出てこない。朝になっても出てこない。朝からお母さまに電話してしまいました。笑ってくださっていたけれど、反省その132。

やさしさに気がつかなければ、感謝できない。辛さに気がつかなければ、共感できない。どちらにも気がつかなければ、思いやることはできない。

気がついたら。発表会の荷物が片付いていた。すべて、台車の上に乗って、運ぶだけになっていた。こういうことが、わたしの知らないところで、ぽつぽつ湧き出ているの。これに気がつくことができるようになりたい。





2012年12月6日木曜日

自分たちで考えて、決める。3歳児クラスリトミック。

発表会で、3歳児クラスは拍子の経験をします。
その時に、いろいろな色の小さなバケツを叩きながら歩く。

 「わたし、黄色がいい!」

 「わたしも、黄色!」

ここまでは、よくあることね。

先月までは、

 「先生、わたし黄色がいいの。」

 「わたしも、黄色がいいの。先生。」


ふたりのまなざしは、わたしに決めてくれ!
だったわけ。

ふたりで決めなさい。
もちろん、じゃんけんをしなさい、とも言わないの。

 ふたりで向かいあって、どうするのかな、って見ているでしょ。

そうすると、

 「わたしは、今日は赤でいいわ。」

 「ありがとう。」

譲る、ということも出来てきていたの。



昨日は、

 「わたし黄色!」 「わたしも黄色!」の後。


先生決めて!がなくなった。


 「じゃんけんしよう!」だって。うれしいねえ。


ふふ。そのじゃんけんがねえ。


相手に合わせる、ことが子どもたちは好きだから。
いつまでも、あいこ、チョキ、あいこ、チョキ、あいこ、チョキ、あいこ、チョキ。
それも、後だしで。笑。

かわいいねえ。


2012年12月5日水曜日

みちこ。と。ゴリラの数リトミック。

わたし。みちこ。まだ、赤ちゃん。

赤ちゃんだけど、本当はお話出来るのよ。
そうね、なんで、みちこ、っていう名前なのか。
そこからお話しようかしら。




急に、呼ばれたのよ。そう、わたしは、教室の後ろで寝ていたの。

急とか、突然とか、みんなわかっていると思うけれど、
かわだ先生ったら、そういうのが、大好きでしょ。

それもね、ゴリラの曲が流れている時よ。なんで、ゴリラで、わたしなのか。
いやになっちゃうわ。

かわだ先生の話だと、
来年度から、リトミック研究センターの指導カリキュラムが変わるらしいわ。
ちょっとだけね。教材も、変わるんだって。

新しいもの好きでしょ。そして、自慢するのが好きでしょう。
みんなと、新しいリトミック、ああ、新しいって言っても、リトミックは100年続いている
歴史ある教育ね。

時代は流れるから。そうよ。わたしも、こんな赤ちゃんの顔をしているけれど、実は、
もう、50歳、やだわ。女性に歳を聞くのは失礼よ!

ん、失礼。

で、お話をもどして、STEP3で、ゴリラの曲に合わせて、数の認識を高めよう、という指導があるの。


 「みちこぉ~~~!」


かわだ先生がよぶのよ。名前は、きっと、思いつきで考えたんだわ。
まあ、みちこ、であっているけどね。


そして、何をされたと思う?


こんな赤ちゃんなのに(50歳だけど)、ゴリラよ!ゴリラ!


もう、疲れちゃったわ。

それが、先週ね。

今日はね、うれしかったわあ。かわだ先生に呼ばれたんじゃなくてね。
みんなに、

 「先生、みちこはぁ?」

 「みちことゴリラしたい!」

はりきっちゃった。わたし、みちこだけど、ゴリラが得意になったみたい。


その後ね。

 「わたし、抱っこする!」

 「わたしも、抱っこする!」

 「泣いてるかもしれないから、ゆらゆらする!」

わたしをみんなが囲んでくれたの。ひとりずつね、音楽に合わせて(ああ、その時、かわだ先生がピアノを弾いてくれたのかもしれないわ。)ゆらゆらしてくれたの。


 「寝たかな?」

 「寝てないよ。」

 「次、わたしがするね。」

 「うん、いいよ。」


わたし、みんなのやさしさに包まれて、目を閉じてしまったわ。


 「せんせ、みちこ、ねたみたい。」

 「ねたの?」やっとかわだ先生の声が聴こえてきたわ。

おふとんを用意してくれて(そこにあったマットらしいけれど)、そーっと寝ようかと思ったら。


頭が落ちてしまって、泣いてしまったの。

 
 「みちこ、泣いてる。」

 「みちこ、泣いてる。」

 「みちこ、起きちゃった。」

 「もういっかい、ゆらゆら抱っこして寝せないと!」


 「しーーーー。」

 「しーー。」



わたし、寝てしまってその後わからないけれど。


 
  リトミックレッスン終わりの挨拶。


 「さよならあんころもちまたきなこ」

 
 すごーく小さい声だったみたい。


 「せんせ!だめ!大きい声出したら、みちこ起きちゃう!」


 
これで、リトミック終わります。

ありがとうございました。

(小さい声で。)

ありがとうございました。




2012年12月3日月曜日

それは、どらまちっくなゲームに変わる。

twitterは、
頭の中のメモをそのまま、くっつけていく作業の場。
ちょっと長くなったので、ここに置いておきます。


乳幼児にとって重要なのは、情緒的に安定した環境の中で育てられることである。彼らは、成長や発達の段階で、さまざまな課題に直面する。そして、遊びや生活の中でそれぞれの課題に挑戦し、自分なりに解決策を探っているのである。(神原先生)

リトミックの即時反応は、ゲーム性が必要。ゲーム性ってね、じゃんけんをするような、勝った!いえーい!では、ないのね。次に何が起きるかわからない、ドキドキ感。わくわく感。その後に、どう行動したらいいのかを考えて、その行動したことが、自分の考えたように出来たかどうかを、自分で判断する。

さっき気がついたんだけど。毎日いろいろあるじゃない。小さなことから大きなことまで。それがね、いつからだろうね。リトミックをはじめてから、おもしろくなってきたの。よく、ポジティブに考えましょう、というけれど。それとも、違うわ。そう、どらまちっくなゲームに突入したって思うの。

私の考えでは、何よりもまず、子どもたちが自分たちの人格性に目覚め、自分たちのもって生まれた気質を伸ばし、一人ひとりの命のリズムをあらゆる障害から解放することが肝要である。~


~今日こそ、子どもたちに、心と精神、潜在意識と(顕在)意識、想像力と実現行為のもつ性質、の関係を教えることが必要である。頭の中の考えと実際の行為がバラバラであってはならない。(エミール・ジャック=ダルクローズ)

ダルクローズおじさんの言葉は、伝わりにくいかなあ。割合なんてわからないけどね、だいたい(笑)の悩みは、自分の頭で考えていることが、思い通りに動けない時、だと思うの。ここが、バラバラだと辛いですよ、ってことだと思うのね。この次にね、他者と比べる。音楽といっしょだったかを感じ取る。

他者と比べる、というのは、比べて判断はしないのよね。あの人はこういう動きをするんだ、こんな考え方なんだ、それって素敵ね、という感じ。認める、とも言えるかなあ。これがないとねえ、それこそ、俺だけよければ世の中それでよし、の教育になっちゃうんだよね。蹴落とす。批判。攻撃。嫌だわね。

こんなに長くなるならブログに書けばよかった。こういうのが、頭で考えないで、感情だけで動いている人の特徴だと思うわ。わかっているのに出来ない。笑。これも、そのひとつ。