STEP4。
長くなりそうです。よろしいでしょうか。笑。
まず、自己紹介から。(勝手なわたしの妄想です)
女の子。自分の世界をしっかりと持っている。でも、それをさらけだすことはしない。
なぜって?それは、あなたにそれを説明する必要がないから。
でも、おともだちへのやさしさは人一倍持っている。だれかが泣いていたら、ほっておけない。
でも、今、わたしがすることなのか。それとも、そうではないのか。
考えていないようで、しっかりと考えるいるの。それが、やさしさだと思うわ。
男の子。ぼくはね、みんなとおなじ、の意味がわからないんだよ。なんで、そんなに急いでいる の?みんな、音を聴いているの?ぼくはね、ぼくの世界で音を聴いているんだ。お母さんだけが、 わかってくれているんだよ。お母さん好きなんだ。大好きなんだ。
男の子。え?ぼくのこと?ぼくね、みんなが楽しければいいかなあ、って思っているんだ。ぼくが何 をしたいかって?そりゃー、したいことはいっぱいあるよ。戦いごっことか、そういうのもしてみたい けど。でも、おともだちが、やりたいって言ったら、やろうかなあ、って思う感じ。え?自分の意見 がなさすぎるって?そんなことないよ。ぼくの気持ちは、ぼくだけが知っているんだ。誰にもわかっ てもらえなくてもいいんだけどね。
男の子。どうして、みんなそういう動きをするの?ぼくはね、音のひとつひとつをじっくり聴いて楽し んだ方が楽しいと思うんだ。じっとなんかしていられないよ。だって、明日は明日だけど、今日は 今日じゃないか。楽しいことはするよ。でも、楽しくないなあ、と思ったことはしないんだ。
あ、でもね。みんなが、楽しくないなあ、っていう顔をしている時は、ぼく悲しい。いっしょにやろう よ、って思う。
そして、お母さま方のご紹介。(これも、わたしの妄想です。)
ひなたぼっこしながら、昼寝している気分ですよ、先生。
出来たことがうれしくてうれしくて。みんなもだんだんまとまってきてうれしいです。
いやあ、いいと思います。ああ、なにって、いいと思いますよ。本人楽しそうだし。
はらはらするんですけど、これも、今のこの子の姿かなあって思って。楽しんでいます。
STEP4だから、2拍子のリズムステップ。音階の基礎。複リズム。カノン。あります。もっとたくさん。
それはそれで、必ずやります。でも、求めません。この子たちが、この子たちなりに、なにかを感じて、いつか動く時がきます。それは、必ずきます。
でも、嫌がることは、あまりしたくはありません。これは、先生としてどうか、と思いますが、どうかしていていい先生がいても、いいかな、と思って(開き直って)、この子たちと接しています。
一度、その大きな棒のようなものを外すと、見えてきます。ひとりひとりの、やさしさ。見えないのは、自分の満足、教えてやった、という、一番苦手な、上から目線で子どもといっしょにいるからだと、この子たちに教えてもらいました。
絵本「そのつもり」
森の中。そよそよとかぜがふいています。この森の名前は?
そのつもり。
そのつもり、そのつもり、そのつもり、リズムステップ。
だめだ、涙が出てきた。
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