2014年5月22日木曜日

なぜ、リトミック5歳児クラスのレッスンで、目隠しをして歩いたか

思いついた時に、あちらこちらに書いたことを、まとめてみます。読みにくい、意味がわからない、つながらない、とは思います。メモをした紙を、クリップでまとめてみたもの、と考えてください。

暗闇体験「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」も先日体験してきました。


・きっかけ
5歳児クラス。空間が少々取りにくい子が多い。人の後ろにぴったりくっついてしか歩けない。座っていても重なってダンゴムシのようになる。そこで、目に頼りすぎているのかもしれないと考えて、アイマスクを探していたら。これがみつかってねぇ。　

モンテッソーリの「秘密袋」をやってみる、ということも考えたけれど。これは、2歳児後半ぐらいかなあ。スマホのようなつるつる画面を扱う子が多くなってきたから、4歳児ぐらいでもいいかなあ。

これ では、違うねらいになってしまうので。こちらに。 おうちでも、何かに使えるかな。


わかった！「歩く」ということがどういうことか、経験していないからかもしれないわ！行進のような「歩く」、列を乱さないようにおともだちの後ろをついて「歩く」ことしかしていないのだから、出来なくて当然だわ。これ素敵ね。

　（レッスンで、目隠しレッスンをした後に、ダルクローズと子どもたちの動画も子どもたちと見ました）



ほらほら、きっと、拍子によって、時間、空間、力が変わるんだぜ、やってみな、っていうことを書いているんじゃないの？4歳の子どもが、文字に興味を示すと、こういうこと言うよねえ.....

　（追記・この訳は、わたくしが勝手に妄想で訳しております。画像は、電子ブック https://itunes.apple.com/jp/book/pursuing-jaques-dalcroze-education/id778220012?mt=11 です。500ページぐらいありますので、どなたか訳していただけたら、跳ね上がって喜びます。）




届いた！目隠しタオル！これも同じことだわね。目だけではなく、肌で心で感じて見ると、見えるものがある。 


目隠し空間体験。リトミック5歳児。ひとりで歩いた時と、おともだちを手をつないで歩いた時、どっちがよかった？「もちろん！みんなといっしょ！」

たった10歩ぐらいかなあ。目隠し体験前と、その後の、子どもたちの歩き方が、変わりました。その変わり方を、言葉でどうやって伝えたらいいのか・・・・。

、今日お渡しした、手ぬぐいタオル。再来週、もう一度持ってきてもらえないかしら。これもやってみる。“空間で歌いながら、あるいは楽器を演奏しながら歩いている人物を、生徒たちは目を閉じて追いかける。”リトミック事典より

「おにさんこちら、手のなる方へ」　と同じことか！「目隠し鬼さん手の鳴る方へ」小さい秋より。この歌詞は違う意味なのかなあ。　


ぐっとまとめてしまうと。感覚は命に繋がる。その感覚は、身体を通した経験でしか身につかない。

え・・・。これだけ踏ん張って引用した文章が、消えた・・・・。えええっ・・・。

先程「消しちゃうけどいいのかい？」と聞かれて「いいよ」とポチとしてしまったのが原因だわ。そうきたならば（？）140字にあの長さの文をまとめてみようと思う。

知覚について心理学における研究ギブソン、ピアジェ、ルリア、ゲシュタルト、ルンプフ、キューケルハウス、ギール。今も未来も、世界に存在する身体であることを認識するには、リトミックやるといいよ。

知覚1
http://tomoko-rythmique.tumblr.com/post/86408049695/1

知覚2
http://tomoko-rythmique.tumblr.com/post/86409012295/2

知覚3
http://tomoko-rythmique.tumblr.com/post/86445668920/3

知覚4
http://tomoko-rythmique.tumblr.com/post/86446185255/4

知覚訓練
http://tomoko-rythmique.tumblr.com/post/86460380345

なぜ、昨日5歳児のレッスンで「目隠しをして歩いたのか」の理由が、こんなに長くなってしまった。まだここから「訓練方法」と続く。リトミックでカレーライス（音楽）の具材を抜き出し、素材を知り、調理方法を知り、具材を変えてみたりスパイスを加えてみたりトッピングしてみたり寝かしてみたり、

 ありとあらゆる方法でカレーライス（音楽）を作ってみる。バラバラにした具材のじゃがいもを畑から作ったり、種芋を調べてみたり、水や光の調整をしてみたり、とにかくやってみる。そして必ず、カレーライス（音楽）にもどす。それと同じように、現在はカレーライス（音楽）を食べる時の味覚が、

 乏しくなっている。人間の感性が偏りすぎているから。おいしいカレーライスをもっとおいしく食べるには、口だけではない。目、耳、鼻、手や肌の触覚、そして、筋感覚と紹介されていたけれど、筋肉の感覚も、一度バラバラにして材料をみつめてみること。

 いいじゃないか。カレーライスを食べてお腹いっぱいになれば、それで生きていけるんだから。何も、困らないだろう。それは大変に危険な状態。人間の動物化。強いものは弱いものを食べ、排除し、人と人の間に線を引き、叩き合い、殺し合う。人間が幸福だと感じることと、反対の方向へに突っ走る。

 どうやら人間という生き物は、ほおっておくと、そちらの方向へ進むらしい。そういう生き物らしい。その感覚を「悪」とするのではなく、そこも含めて「生きる」こと。こうなると困りますよ、それは悪いことですよ、は、教育ではない。

すまいるリトミック











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