2015年4月27日月曜日

親指の重要性 モンテッソーリ教育「縫いさし」と武術家甲野先生から

どんな教育でも、これは悪いことだ、と教えることはできます。
それを身体を通して静止させることも、静止できないこともあります。でも、悪いことは、本当に悪いことかどうかは、わかりません。
それならば、教育なんぞ必要ない、という方はいらっしゃらないと思うので続けます。

問題とするから問題になるのですが、
これは悪いことだ、原発もいけない、環境汚染もいけない、農薬もいけない、
わかりました。

 さあ、それならば、どうしたらいい?

声を上げることも必要です。でも、根本的にどうしたらいいのか、を考えていくこと。
それも、みんなで考えていくこと。

子どもたちが、先生の質問に答えます。お母さんの質問に答えます。

子どもは考えて答えます。なんと言ったら正解かな、どの言葉を言えばお母さんが喜ぶかな。
これは、子ども自身が考えていることではありません。

答えを持っている大人の意見を探しているだけです。

この4月、そのようなたくさんの疑問を抱えて武術家甲野善紀先生の講座に伺いました。
4月3日 カメカメ企画さまの甲野善紀先生の音楽家講座
4月5日 ミシマ社さまのこの日の学校 
そして昨日 同じくミシマ社さま 甲野善紀先生今までにない職業をつくる!道場!

このような素晴らしい企画を開催してくださった方々に感謝します。

講座の内容は、きっとどなたかがまとめていらっしゃると思いますので(人任せ)
気になっていた、「子どもの親指」のことだけを綴っていきます。

音楽家講座で、フルートでも、リコーダーでも、ヴァイオリンでも、重要なのは
「親指」である、と。

その前に、
facebookページで紹介したリトミック4歳児クラスの「縫いさし」動画のリンクを貼ります。


こちらが火曜日クラス。




木曜日土曜日クラス。


だいたい25分から45分間、この姿勢を崩さず集中して仕上げました。縫い目を揃えるなどの完成度を高めることとは全く正反対で、子ども自身がやりたい、やってみたい、と自ら感じたことを、ひとりで出来た、の達成感を経験してもらいたい、という目的があります。
ということは、よくあるコメントなのです(笑)。もう一度お時間があれば見ていただけますでしょうか。子どもの親指です。
猿の手がどのような手なのかはよく調べていないので断言できませんが、猿のような手、と表現すれば伝わるでしょうか。

ピアノを弾くから、という意味では全くないのです。

昨日の、まさしく甲野先生の道場で、たくさんの方が質問をされていました。
その中で、幼児教育に携わっている方からの質問があり、それに対して甲野先生のお言葉

身体の動きと感情はセットです。
正座から立つことを繰り返してください。
教育に不足している実践をやらせること。
無理やりやらせないこと。
幼児期は、物語の中でより「納得」することを実践すること。

この言葉を聞いた瞬間、ゴン、とお腹に火がつきまして(笑)、
「懇親会参加します!」と大きく手を上げていました。

長くなったので、一度閉じますね。

すまいるリトミック









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